従来の引き戸タイプのドアから自動ドアに変える目的は、患者さんがきて診察が終わる度に、

ドアノブ部分や周辺へ消毒液等で除菌する作業が必要で大変なのもあったけど、

患者さんが少しでも衛生的に診察をうけてもらえるように自動ドアにしました。

手をかざすと扉がひらきますので、患者さんがドアにふれる事なく待合室に入れます。

既存のドアサッシを撤去して、自動ドアを施工するために、床に溝をつくります。

こちらに自動ドアのサッシを取り付けます。患者さんがこられて靴を入れる備え付けの靴箱がありましたが、

こちらも、除菌作業が発生する事と入口部をすっきりさせたかったので、

備え付け靴箱は撤去して、簡易靴箱と手指除菌スペースをつくりました。壁は補修してクロスを貼りました。

診察室内を喚起するために、窓を開ける事がふえました。

窓に網戸がなかったので、虫が入ったりして気になりましたので、網戸を取り付けしました。

風が通り抜ける様に4ヶ所窓がありましたが端の2ヶ所に取付をおこないました。

既存の窓サッシ上部に網戸を動かすための、レールがありませんでしたので、上部のみ網戸用のレールを製作して取付ました。

レールがないと網戸は取付られませんので確認の必要があります。

待合室の床張替もおこないました。床材はメンテナンスがやりやすいフロアシートをご提案しました。

床材にワックスが施工されているので、メンテナンスは基本水拭きで大丈夫です。

床を剥がす際には、ホコリがかなりでます。壁などに付着しない様にビニール養生材でしっかり養生します。

付着してしまうと掃除がとても大変です。

床も明るくなる様に白系の床材色を採用していただきました。

診察室の床もせっかくなので一緒に張替作業をおこないました。

既存の床材を剥がす際にカッターできりにくい部分は機械でカットしていきます。

診察室はやわらかくなる様に薄いピンク系の床材色を採用していただきました。

待合室と同じ床材ですので拭きそうじができて衛生的です。