こんにちは。福岡県久留米市を中心にオフィス環境づくりのサポートをしている久留米オフィスづくり.comです。

さて、今回のブログのテーマは「オフィスでの地震対策」です。

ここ数十年で地震の頻度が多く、大きい地震も頻発しているため、家庭での地震対策など徐々に地震に対して警戒をしてる方が増えてきています。

ただオフィスに関しては地震対策が進んでいるかに関してはまだまだと感じています。

オフィスでの地震発生時、けが人を出さないよう従業員の安全に確保に務めているかと問われた際、地震対策は万全ですと答えられる企業はまだまだ少数のように思います。

改めてオフィスを見回してみてください。

オフィスがどの程度安全なのかどんなリスクが潜んでいるのかを知ることが地震対策で重要です。

どのようなリスクがあるのか例を出してみましょう

①出入り口に固定されていない大きな家具はございませんか？
地震発生後、いざ外に避難しようとしたとき、家具が転倒して避難ができない状況になります。

②収納家具の上に物を置いていませんか？
キャビネット、ロッカーの上についつい物を置いてしまうといった方も多いと思います。
地震発生時に落ちてきて非常に危険です。

③ローパーテーションはありますか？
オフィスに多くみられるローパーテーション。移動しやすく便利ですが、固定をしていないと倒れやすく、けがや通路をふさいでしまいます。

④強化ガラスを使っていますか？
窓ガラスやパーテーションのガラスなど割れる場合があり、けがのリスクが高まります。
強化ガラスまたは飛散防止フィルムを貼っているかご確認ください。

⑤テーブル、机は丈夫ですか？
地震発生時まっさきに机に下に隠れるといった方法がございます。
しかし、机が古かったり、強度が弱いと身を守るのが難しくなります。

⑥大型のコピー機、収納家具は固定していますか？
重量、サイズが大きいコピー機、収納家具は地震発生時にはおそろしい凶器と変わります。
コピー機はキャスターのロックや器具など動かないようにし、収納家具は転倒防止対策をする必要がございます。

⑦避難通路は確保できていますか？
地震発生時にどう逃げたらよいのか日頃から避難通路の確保は重要です。
避難経路をシンプルにし、通路に転倒、落下、移動の可能性があるものは置いていないか確認ください。

⑧重量物を窓際に置いていませんか？
2階以上にオフィスがある場合、金庫など重量物を窓近くに置いてしまうと地震発生時外に落下してしまうリスクがございます。

オフィスの地震対策はその一環として、家具の転倒、落下、移動などによる被害を軽減し、けが人を出さない努力や従業員をはじめとする帰宅困難時への対応に備えておくことが大切です。

企業が自ら被災後の経済活動や救護活動を円滑に行えるように備えておくことは、社会にとって非常に重要なことです。もう一度、地震に備えた安全なオフィスづくりを目指して、オフィスを見直してみましょう。

■具体的な安全対策について

オフィスの中央や人のいるデスク周りに背の高い収納家具など置かないようにする

大きな家具、機械は必要に応じて転倒防止の固定を行う。

収納家具は物が散乱しないようにラッチ機構、ロック機構がついているものを選ぶ

オフィスは整理整頓し、収納家具の上などには物を置かない

緊急避難場所のデスクの下は物を置かない

重要データや書類のバックアップは耐火性を有する場所に保管する

避難通路の幅は1.2ｍ以上確保する

ガラスは強化ガラスか飛散防止フィルムを貼る

キャスター付きテーブルなど日常動かす家具はストッパーをかけておく。

など日ごろの安全対策が肝心です。

■耐震工事の具体例

お客様からよく、「地震対策は何からすればいいの？」とよく質問されます。

答えは一つではないので、予算やオフィスの状況等でもちろん変わってくるところではありますが、必ず確認することがあります。

それは【壁面書庫やキャビネットの固定】です。既に固定をして対策してあるお客様もいらっしゃいますが、

今後地震対策を考えているオフィスは是非参考にしてみてください。

以前の工事では壁面書庫を入れ替えるお話を頂き、耐震工事の案内もしました。

今後既存のキャビネットも地震対策をしていくとのことで、まずは今回納品した壁面書庫を壁固定することになりました。

従業員様の執務スペースが近いこともあり、万が一に備えての施工です。

お客様（特に執務スペースの近い従業員様）から、

「これで安心して仕事に取り組めるよ。ありがとう！」という大変ありがたいお言葉を頂きました。

久留米オフィスづくり.comは福岡県久留米市を中心に地震対策工事のサポートを行っております。

福岡県久留米市で地震対策工事のご相談は久留米オフィスづくり.comにお任せください。

オフィスづくりに関してお悩みごとがありましたら、ぜひ私たちにご相談ください。

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